【義肢装具士】過去4回転職した私が伝える20代の転職の考え方。

つぶやき

こんにちは

転職って人生の一大イベントに感じますが、もっとラフでもいいんじゃないかなって思ってます。なぜなら、私たちは経営者ではなく、一社員。会社と自分が合う合わないなんて入社してからじゃないとわからない。仕事を始めてから、「あ、本格的にこっちをやりたい」とか思うことも自然なことです。

あなたがそこを抜けても会社は回ります。なので、自分が抜けたら会社が回らなくなるという考えで動かないというのはもったいないです。

ただ、何も考えず転職を繰り返すと、同じ道を歩んだり、会社に迷惑が掛かるので少しは考えないといけないとは思います。

そこで、過去4回転職し、そこで得た転職するときに気を付けた方がいいことや考え方をお伝えします。

はじめに

もう義肢装具士が嫌!!!めんどくさいじゃなくて嫌!!!っていう人はぜひ、別職種へ。

私は無理に義肢装具士は勧めません。なぜなら、義肢装具士は辛いって知ってるから。そして私自身、義肢装具士を一回離れているからです。福祉の別の職種へ転職しました。ぶっちゃけ、楽しかった。楽しかったし、義肢装具士の知識とかが役に立ちました。

全くの別業種に行くのもよし、せっかく義肢装具士の資格を持っているのだから似たところの業種に行くのもよし。嫌々働いているよりは、今行動する方がいいですよ!

とりあえず、求人を見とくってのもおススメです。

今回は義肢装具士を続けたい、けどなんとなくもやもやしている方へ向けて書きます。

今の職場でもいいんだけど、、、なんとなく悩んでいる人へ

今、何に困ってますか?人間関係ですか?給与ですか?学びたいことを学べていないというところですか?

職場はいいんだけどな・・・という方は上司に相談するのもありです。

●人間関係に悩んでいる

あるあるですね。

どういう人間関係に悩んでいるのか。

上司と合わない場合は、まず、【別の上司に相談する】ですね。私の場合は同行させてもらっていた上司と本当に合わなかった。毎回どうやって休もうか考えてました。

でも、その会社ではその上司だけが合わなかったので、ここで私が辞めるのは違うと思い、小さい会社ということもありトップに直談判しました。それでも、同行を外してもらうということができなかったので、同行の期間を決めてもらいました。とりあえずここまでは頑張れるという期間。終わりが見えた方が少し光が見えるので、絶望からは解放されます。

喋るのも嫌な人に喋りかけなきゃいけない、聞かなきゃいけないというときは心の中でショートコント:頑固上司に伝票の書き方をきく 」って唱えてました。このやり方はSNSで流れてきて一番良かったなと思うやり方です。

実際は「なにくそ、このやろう」とか「同行嫌すぎるから早く学んで独り立ちしてやる!!!」とかも思ってましたよ(笑)

それでも心身に無理がかかりすぎているのであれば去りましょう!!!資格さえ持っていれば就職はできます!!!世界中に会社はそこだけではありません!

●給与の面で悩んでいる

わかります。残業代出ないと20万いかないんじゃないかというこの業界。

ちゃんと残業代は出てますか?というよりまず出ないとおかしい。ぶっちゃけ義肢装具士って定時で帰れるなんてほとんどない。拘束時間長いんだから正規の残業代は出してくれよ!!って感じですよね。

まだ何もできない1年目・2年目で給与低い!というのはまだのびしろありなので今後に期待。けど、いろいろ出来る年数になっても全く給与が上がらないのはおかしな話だと思います。

そういう場合はトップに給与面は上がるのかを交渉するのが早いと思います。そのときはただ、「給与をあげてください」ではなく、「業績を上げている」とか「会社にとっていい改革をした」とかそいうのを提示することが大事だと思います。

それでも上がらない場合は、ちゃんと成果をみてくれる会社に転職することをお勧めします。

●プライベートな時間が取れなくて悩んでいる

わかります。私は初めの会社は朝5時発~夜21時帰宅とかでした。

転職しても帰りの時間は20時とか21時。ここはやっぱ変わらないですね。17時まで病院に入ってるとやっぱそうなるのかな。

逆に残業がないところはどうやって仕事を組んでいるのか気になります。

今、私がいる会社はどうにか残業代を減らそうと、フレックス制を導入したりしています。自分の業務量によって出勤時間をずらしたり、残業が続いたら少しはやく帰る日を作ったりしています。あとは、時間に余裕がある人に仕事を手伝ってもらうとかで工夫してます。それでも残業は無くならないけど、なんとか週休2日はできました。

上司に働き方改革として、自分の思っていることを提案するのは良いと思います。無駄を省く。これは製作所の永遠の課題だと思います。全くで装具の出ない病院に半日待機してなきゃいけないとか、既製品1個のために片道2時間かかる病院に行くとか。ほんともう何してんだろうって思います。

ほんとはこんなの経営者がやることだけど、現場の声を伝えるのも大切だと私は思います。

難しいですね、義肢装具士って。

今は働き方改革とか世の中いっているのでそれなりに凝り固まっていない会社もあるはずです。ここに関しては情報収集あるのみ!!

●やりたいことができない

「小児に関わりたいのに、ここは成人の整形ばっかだ」それはもう転職でしょう。それか、小児病院をgetしてくるかです。

実際仕事をしていく中で「リハに本格的に関わりたい」「義肢に本格的に関わりたい」「営業じゃなくて製作にまわりたい」と変化があるのは自然なことであると思います。

今の会社で部署変更は可能ですか?もし可能なら交渉。

そもそも今の会社では叶えられない分野の場合は転職。私はそれで結構転職しています。おかげで、20代で小児・整形・義肢・リハ広く浅くではありますが触れることが出来ました。その中で、リハに一番興味を持ち、リハに強い製作所で働けてます。

さいごに

今の会社で改善できそうであれば、まずは交渉。

難しそうなら、転職。

って感じかですかね。私は転職しすぎて、履歴書めちゃくちゃです(笑) 他に見せるの恥ずかしいくらい。でも、全部理由があって職を変えているので、面接のときに理由を話せるから怖いものはありません。

この会社でもいいんだけどなって思っている人は勢いで辞めちゃうんでなく、まず目的をもつ、自分と向き合うということをやってみてもいいかもしれません。

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